
子連れで車中泊してみたいけど、「5人家族どうやて寝るの?」って気になりますよね。
実際にやってみると、狭さや子どもの寝相、安全面など心配ごとはいろいろ。でも工夫すれば意外と快適に眠れるんです。
この記事では、我が家が実際に試したリアルな寝床づくりのコツを紹介します。マットレスや便利グッズを使った快適なレイアウト、子どもも大人も安心して眠れる工夫までわかりやすくまとめました。
「これならうちもできそう!」と思えるアイデアがきっと見つかりますよ。
5人家族での車中泊が難しい理由
5人家族で車中泊をするときに直面しやすいポイントをまとめます。
- スペース不足の問題
- 安全面への不安
- 夜中に子どもが起きるリスク
- 大人の睡眠の質が下がる
① スペース不足の問題
やっぱり一番の悩みは「狭さ」です。5人で横になるとどうしてもギュウギュウ…。寝返りもうてず、体が痛くなってしまいます。
特にシートを倒しただけだと段差が残って寝心地が悪いんですよね。快適に眠るには「いかに広く、平らにできるか」がポイントになってきます。
② 安全面への不安
子ども がいると「寝ている間に落ちないかな」「隙間に挟まらないかな」と心配になります。シートの隙間や段差は、意外と危険なんです。
さらに夏は暑さ、冬は寒さで体調を崩すことも。換気や温度管理も大切な安全対策になります。
③ 夜中に子どもが起きるリスク
慣れ ない環境だと、子どもは夜中に目を覚ましやすいです。「暗いのが怖い」「暑くて眠れない」なんてこともありますよね。
子どもが泣き出すと親も起きることになり、結局家族全員が寝不足…なんてことも。安心して眠れる工夫が必要です。
④ 大人の睡眠の質が下がる
子ども優先にすると「大人は我慢」になりがち。でも運転や旅行を考えると、大人の快眠も欠かせません。
硬いシートや外の音・光で眠れないと、翌日の疲れが残ってしまいます。
子どものことも大事ですが、大人も快適に眠れる工夫が必要です。
子連れ車中泊で5人家族が快適に眠る寝床作りのコツ
子連れ車中泊で5人家族が快適に眠る寝床作りのコツを紹介します。
- 狭い車内でも安心できる工夫
- 子どもの寝相や安全対策
- 大人の疲れをとる寝床づくり
- 翌朝も元気に過ごせるレイアウト
① 狭い車内でも安心できる工夫
限られた車内でも、ちょっとした工夫でぐっと寝やすくなります。シートを倒すだけだと段差や隙間があって寝づらいので、隙間にタオルなどを詰めたり、厚めのマットレスやキャンプ用のマットを敷いてみましょう。これだけで「床が固くて眠れない…」が解消されます。
② 子どもの寝相や安全対策
子どもは寝相が激しいので、安全対策は必須です。シートや荷物との隙間にクッションやタオルなどを詰めて「落ちない・挟まらない」ようにしておくと安心です。
大人が横や前方に寝ると見守りやすいですよ。
③ 大人の疲れをとる寝床づくり
子ども中心になりがちですが、大人がしっかり休める環境も大切です。厚めのインフレーターマットや高反発マットを使うと、腰や背中の負担が減って快眠できます。
また、家族全員が同じ場所に寝ると窮屈なので、大人1人は前方スペースで寝るなど「分散」もおすすめ。耳栓やアイマスクを使うと、サービスエリアの音や光も気になりません。
④ 翌朝も元気に過ごせるレイアウト
寝床作りは「翌朝」を意識するとさらに快適になります。荷物を整理しておく、片付けやすいマットを使うなど、朝の動きやすさを考えてレイアウトしましょう。
窓にはサンシェードや遮光カーテンをつけると、夜はプライバシー確保、朝は光を遮って快眠につながります。ちょっとした工夫で「翌朝の元気」が全然違ってきますよ。

我が家のリアルな寝床レイアウト公開
実際に5人家族で寝ている、我が家のリアルなレイアウトを紹介します。
- イレクターパイプで土台を作る
- 後方スペースに広い寝床を作る
- 2段ベッド風で快適さアップ
① イレクターパイプで土台を作る
我が家のアルファードでは、3列目シートを外して後方に広いスペースを作りました。段差をなくし、荷物を収納することを考えてイレクターパイプで土台を作り、板を載せてフラットな床を確保しました。

ゴロゴロしても安定感があるので、安心して寝られます。
ホームセンターで材料をそろえればDIYできますが、ジョイントは種類が多いので注意してくださいね。
② 後方スペースに広い寝床を作る
イレクターパイプで土台を作ったあとは、土台の上に合板とマットレスを敷いて広い寝床にしています。そうすると、子ども3人+私が寝られるちょうどいいスペースになります。


運転席後ろのスペースは、座席を回転させて、後方のスペースと高さを合わせてポールを加工しています。

③ 2段ベッド風で快適さアップ
全員が後方だけではきついので、ダッシュボードから2列目に板を渡して2段ベッド風に。夫はここで寝ています。
最初はパイプで作っていましたが不安定だったので、今はシートに直接板を置いています。これが大正解で、寝心地も安定感もバッチリです。

分散して寝ることで、みんなが快適に過ごせるようになりました。
子連れ車中泊を快適にする便利グッズ
子連れ車中泊をラクに、そして快適にしてくれる便利グッズを紹介します。
- 折りたたみマットレス
- インフレーターマットレス
- 収納できるイレクターパイプ
- 遮光カーテンやサンシェード
① 折りたたみマットレス
まずは寝心地を変えるアイテム。我が家ではニトリの折りたたみマットレスを使っています。サイズを調整しやすくて、段差解消にもピッタリです。寝心地も良く、片付けもラクですよ。

② インフレーターマット
空気を入れるだけでフカフカになるインフレーターマットは、コンパクトに収納ができるのも魅力。我が家はコールマンを愛用中。まるで家のベッドのように眠れます。

③ 収納できるイレクターパイプ
寝床の土台作りに使うイレクターパイプ。頑丈で軽く、分解できるので収納も簡単です。旅行のときだけ持ち込めばOKなのも便利なポイントです。

④ 遮光カーテンやサンシェード
光や外からの視線を防いでくれるカーテンやサンシェードも必需品。夜はプライバシー確保、朝は光を遮って快眠を助けてくれます。子どもが安心できる環境づくりにも欠かせません。

まとめ|子連れ車中泊は5人家族でも快適に眠れる
- 寝床はできるだけ平らにして、マットレスを敷くと快適
- 大人も快眠できるように、分散して寝るレイアウトが大切
- 遮光カーテンやサンシェードで、光や視線を遮ると安心
- 工夫次第で、車中泊は「大変」から「楽しい思い出」に変わる
5人家族での子連れ車中泊は、「やっぱり狭いのでは?」と不安になりますよね。でも寝床の作り方を工夫すれば、家でも寝ているようにぐっすり眠れます。
段差をなくす、マットレスを使う、光や視線を遮るといった小さな工夫が、安心感や快適さにつながります。子どもも「秘密基地みたい!」と喜んでくれるはずです。
ホテル泊もいいですが、自分たちで作る寝床で過ごす車中泊は、家族だけの特別な思い出になります。次の旅行では、ぜひチャレンジしてみてくださいね。
