子連れで失敗しない!おがさわら丸予約のコツと快適な船旅ガイド

当ページのリンクには広告が含まれています。
こんな方におすすめ
  • おがさわら丸の予約方法がわからなくて不安に感じている
  • 子連れで船旅をする際の持ち物や過ごし方が知りたい
  • 家族みんなで快適に旅行できるか心配になっている

子連れ旅行でおがさわら丸を利用となると、不安でいっぱいになりますよね。

どのタイミングで予約をすればいいのか、公式サイトと旅行会社のどちらが便利なのか迷うのではないのでしょうか。

さらに、特に小さなお子さん連れだと、乗船中の過ごし方や準備に悩む方も多いはずです。

船の揺れや長時間の移動に不安を感じて、気軽にチャレンジできないかもしれません。

ですが、事前に必要な情報を準備しておけば、子どもと一緒でも安心して旅行を楽しめますよ。

実際、私も出発21日前までキャンセル料が無料だったおかげで、急な宿の変更にも柔軟に対応できました。

この記事では、おがさわら丸予約のコツや、子連れ旅行でも快適に過ごすための準備をくわしく紹介していきます。

読んだ後には、「これならできそう!」と感じていただけたら嬉しいので、ぜひ最後までチェックしてみてくださいね。

目次

初めてでも安心!おがさわら丸予約の基本ガイド

子連れ旅行で初めておがさわら丸に乗るなら、予約の仕組みが分かりづらくて不安になるかもしれません。

でも、ポイントをおさえれば意外とスムーズに予約できますよ。

予約前に知っておくと安心できるポイントを以下にまとめてみました。

予約前に知っておきたいおがさわら丸の基本情報

おがさわら丸を初めて利用する場合、何から確認すればいいのか迷ってしまいますよね。

特に小さなお子さん連れの場合、事前にしっかり情報を整理しておかないと不安も大きくなると思います。

でも、運航スケジュールや発着場所、所要時間などの基本情報をおさえておけば、焦らずに計画を立てられますよ。

発着地東京・竹芝桟橋~小笠原・父島(二見港)
所要時間片道約24時間
運航頻度週1便の定期便
基本旅程3泊6日(父島泊:3泊、船内泊:2泊)
予約開始時期東京出港日2か月前の同日(予約日が土日祝日の場合は翌日)
※GW、7月、8月の多客期は一斉発売日が設けられています
運航スケジュール約6か月前に公式サイトで公開

こうした基本を知っておくことで、予約のタイミングが遅れて予約できなかった…という失敗を防ぐことができます。

公式サイトと旅行会社の違い

旅行の予約方法があると、どこから申し込めばいいのか悩んでしまいますよね。

特に、おがさわら丸は予約開始のタイミングが限られているので、タイミングを逃してしまうと予約できなかったということもあります。

ですが、公式サイトと旅行会社それぞれの特徴を理解すると、自分に合った方法で予約できますよ。

おがさわら丸の予約は乗船券のみの予約と、乗船券+宿がセットになった「おがまるパック」があるので、使い勝手のいい方を選んでくださいね。

基本情報として、予約できるのはおがさわら丸を運航している小笠原海運と旅行会社のどちらかでの予約となります。

取り扱っている旅行会社一覧は以下を参照してください。

>>乗船券、おがまるパックを取り扱っている旅行会社一覧

次に、乗船券のみの予約とおがまるパックのの予約について、公式サイトと旅行会社での比較をまとめてみました。

なお、公式サイトと比較する旅行会社は、私が実際に利用したナショナルランドという小笠原観光に特化した旅行会社との比較となりますのでご了承ください。
ご利用の際は利用方法などを各旅行会社に確認の上ご予約・購入をお願いします。

乗船券のみ購入の場合

乗船券のみの購入で、宿泊先は各自で手配します。

スクロールできます
小笠原海運ナショナルランド
購入・予約方法電話、ネット、来店電話、ネット
発売開始日東京出港日の同日2か月前予約・購入確定は
小笠原海運での発売後
予約×リクエスト予約可
変更・取消利用日、船席等級の変更変更は1回に限り無料。
人数の減少は取消扱いとなる。
>>詳しくはこちらを参照

※GW、7月、8月の多客期は通常期とは違い、一斉発売日が決まっていますので、HPをチェックしてください。
>>一斉発売日を確認

乗船券のみ購入される場合は、宿泊先の確保を必ずしてください
小笠原では野宿やキャンプは禁止されていますので、注意です!

おがまるパック購入の場合

おがまるパックは乗船券(往復)と宿(2食付き)がセットになったプランです。

スクロールできます
小笠原海運ナショナルランド
購入・予約方法電話のみ電話、ネット
発売開始日東京出港日の同日2か月前予約・購入確定は
小笠原海運での発売後
予約×リクエスト予約可
変更・取消出発の21日前までキャンセル無料
>>詳しくはこちらを参照
基本旅程3泊6日(父島3泊、船内2泊)
基本客室2等寝台(エコノミーベッド)2等和室
旅程アレンジ×長期滞在など相談可

公式サイトもナショナルランドでの予約も内容的にはほぼ変わりません。

しかし、公式サイトでの予約は電話のみであることと、発売日前に事前予約することはできません

また、基本の旅程から延長ができないのと、客室が2等寝台の2段ベッドなので小さいお子さん連れだと添い寝の場合もあると思いますので、予約時にはよく確認してください。公式サイトのおがまるパックは、客室のランクダウン(2等和室へ)の変更はできないので注意です!

実際、私たち家族は大人2人、子ども3人(5歳、2歳、0歳)で、小笠原海運からおがまるパックを予約をしたのですが、ランクダウンができないという注意書きを見落としていたので、予約をキャンセルしナショナルランドで予約を取り直しました。
結果、第一希望の宿が予約がとれませんでした。

宿はナショナルランドのほうが選択肢が多くある印象ですが、各会社の予約枠、宿泊先の直接予約の予約枠とあるようで、枠の多さは、おがまるパック>ナショナルランド>直接予約なのかなと感じました。

ナショナルランドでは、リクエスト予約が可能なので、日程と宿泊先の希望が決まっているのであれば2か月より前にリクエストをしておいてもいいかもしれません(第一希望が確定とは限りません)。また、旅程のアレンジが可能なので基本日程より長く滞在をしたい方は相談してみてくださいね。

>>ナショナルランドのHPはこちら

いかがでしたでしょうか。

それぞれの特徴を活かすと、「急な予定変更があっても対応できた」「お得に予約できた」といった満足度の高いものになりますよ。

子連れでも安心!おがさわら丸の乗船準備ガイド

子どもとの船旅だと、「ちゃんと準備できるかな?」と不安になりますよね。

でも、事前の準備次第でお子さんとの船内で過ごす時間も楽しい思い出になりますよ。

以下のポイントを参考に、安心して出発できるようにしましょう。

必要な持ち物リストと子ども向け準備のコツ

子どもとの船旅では、何を持って行けば安心か迷いますよね。

特に、おがさわら丸のような長時間の乗船だと、ちょっとした準備の差で快適さが違います。

そこで、まずは持ち物リストをカテゴリー別にまとめてみました。

食べ物・飲み物

  • おにぎりやパンなどの軽食
  • 離乳食、ミルク
  • カップラーメン
  • みそ汁やスープ類
  • お菓子
  • お茶や水
  • その他、嗜好品

普段食べ慣れているものや飲み慣れているものがベスト。

船内にレストランや自動販売機があり購入できますが、割高ではあるので手持ち出来るものは持ち込んだ方がコストはかかりません。
とはいっても、船内で買って食べるというのも特別な体験なので臨機応変に対応してください。
船内には電子レンジもあるので、食事の選択肢は広がります。

出発直前に冷凍食品を買って、電子レンジ調理もありだなと思いました。

衣類

  • 着替え
  • パジャマやルームウェア
  • 羽織るもの

船内にいる時間が24時間と長いため、リラックスできる恰好がおすすめ。
みなさん、ジャージやゆるっとした服装の方が多いです。

また、場所によって寒く感じるところや甲板に出る際に羽織るものがあるといいですよ。

そして、子どもの着替えは多めに準備するといいです。汚します!着替えは取り出しやすいようにサブバックなどを用意し入れておくと便利ですよ。

娯楽用品

  • 絵本
  • タブレット(イヤホン)
  • ゲーム機
  • 音のならないおもちゃ
  • シールブックや折り紙

おがさわら丸にはネット環境がないため、事前にタブレットなどに動画などをダウンロードしておくといいです。一応、イヤホンも。

意外と船内は静かなので、なるべく音が出ないようなおもちゃを選ぶとなおいい。

船内にはキッズルームもあるし、貸出用の絵本もあるので、我が子はタブレッドで動画を見ることはほとんどありませんでした。

船内散策もおすすめです!

その他

  • ティッシュ
  • ウエットティッシュ
  • ごみ袋
  • おむつ
  • カトラリー類
  • 紙コップやマグカップ(プラスチック製のもの)
  • タオル類
  • 洗面用品
  • ボディークリームなどの保湿剤
  • 水筒
  • 酔い止め
  • 授乳用ライト
  • 充電器類
  • 洗剤・スポンジ
  • 持ち運びできるラグなど

お出かけなどで普段持参するようなものを揃えるといいです。

船内のシャワー室を利用する際にはタオルを持参してください。貸出はありません。
ボディーソープとシャンプーは備え付けられていますが、持参したものを使うほうがいいかなと…肌の乾燥と髪のキシキシ感がすごかったです。

夜間は消灯してしまうので、授乳など手元に明かりが必要な方は小さめの授乳ライトがあると便利です。実際に私も夜間調乳が必要だったためライトを持参しました。

乗船に慣れている方を見ると、マットの上に敷くラグなどを持参している方が多かったです。

※私たちが利用した座席は雑魚寝タイプのエコノミーだったので、個室だと自由がきくと思います

では次に船内での過ごし方を紹介しますね。

船内での過ごし方と子どもが飽きない工夫

長時間の船旅では、子どもが飽きてしまわないか心配になりますよね。

特におがさわら丸は24時間乗船するため、退屈との戦いの場面が多くなるかもしれません。

ですが、事前に工夫をしておけば、楽しく乗り切れることができますよ。

そこで、実際に過ごした船内での様子をまとめてみました。

船内散策

広い船内なので、とにかく見て回る!ここにレストランがあって、ここの自販機にはアイスが売っているなど…船内を歩くことで新鮮な気持ちになります。

色々なデザインがある壁画にも注目です。

また、デッキに出て外の空気を吸うのも大事。

航路をみて、「もうすぐ島が見えるよ」など、景色を楽しんでみましょう。

イルカやクジラが見れるときもあるので、イルカウォッチングやホエールウォッチングもおすすめです。

タブレット・絵本

船内ではネット環境がないので、事前に普段から見ている映像をダウンロードしていきました。

結果、他のことが楽しくてあまり動画はみませんでした。

絵本は船内に貸出図書コーナーがあったので、1冊借りて読み終えあったらまた借りてを繰り返していました。

絵本の種類がたくさんあったので、飽きずに過ごせましたよ。

キッズルーム

おがさわら丸には防音のキッズルームがあります。

決して広くはないのですが、空いている時間を狙えば貸切で遊べますよ。

ままごとセットや型はめパズル、恐竜や車のおもちゃもあり充実しています。

かなり時間つぶしになるのでおすすめです。

私は見守りしながら末っ子(生後4か月)とごろごろしていました。

多年齢の子との交流

私たちは2等和室のファミリールームを利用したのですが、同じようにお子さんと一緒に乗船されている方と一緒でした。

長い時間一緒に過ごすと自然と子どもたちも顔見知りになり、遊び始めていました。

休憩タイムという名のおやつタイム

船内の楽しみといったらこれではないでしょうか。

暇さえあれば、お菓子ちょうだいと言っていました。

大人もですがなんか口がさみしくなってしまうんですよね。

今日は特別!と思って、ある程度は目をつむりました。

味違いのお菓子を持って行って食べ比べをしたりするのもおすすめです。

こうして、小さなメリハリを作ることで時間がたつのが早くなりますよ。

船酔い・体調不良への備えと予防策

船旅で一番心配なのが、やはり船酔いや体調不良ですよね。

特に小さな子どもは体調の変化に敏感なので、しっかり備えておきたいところです。

事前に準備をしておくことで、万が一の時にも落ち着いて対処できます。

事前に準備しておきたいアイテムと対策についてまとめてみました。

事前に準備しておきたいアイテム

酔い止め子どもにはドロップタイプがおすすめ
※対象年齢要確認
飲み物・水筒こまめな水分補給に
軽食(おにぎりやパン)適度に胃を満たして船酔い予防
タオル・着替え万が一の嘔吐の時に
ビニール袋緊急用、汚れ物入れに

受付で嘔吐時に使えるボウルが借りられるので、不安な方は借りておくのがおすすめです。

廊下や至る所に、ビニール袋が引っ掛けられているので緊急の際にはそちらも使用してください。

少しでも「変だな」と思ったら、無理をせずすぐに休憩をとることが大切です。  

子どもだけでなく、大人も体調管理を意識して、無理のないペースで楽しみましょう。

おがさわら丸の子ども向け設備

子ども連れでの長時間移動は、船内の設備をどれだけ使いこなせるかが大きなポイントですよね。 

設備をうまく使いこなすことで、リラックスして過ごせますよ。

ここでは、便利なキッズ向け設備をわかりやすくまとめました。

ファミリールーム

おがさわら丸にはお子さん連れの方向けに用意されるファミリールームがあります。

便によっては用意がない時もあるようなので、事前に確認とリクエストをしておくと安心です。

ファミリールームは2等和室の雑魚寝タイプです。

ファミリールーム:2等和室(エコノミー)

個々の座席の間に仕切りがないのが特徴です。

ファミリールームともあって、お互いに子連れなので少々騒いでいたりしてもお互いさまという感じ。

ただ、私たちが乗った便では往復ともに島民のファミリーが数組乗船していて、若干のアウェー感は否めないです(笑)

キッズルーム

おがさわら丸にはキッズルームが1ヶ所あります。

使用時間が決められているのですが、使用できる時間内であれば自由に出入り可能です。

部屋全体がクッションマットのお部屋で、小さなお子さんでもゴロゴロできます。部屋は防音なので多少騒いでも大丈夫です。

絵本を始め、車や恐竜のおもちゃ、おままごとセットなどの玩具もあり楽しめますよ。

授乳室

キッズスルームの隣に設置されています。

使用時には案内所に声をかけて鍵を受け取ってから使用するようです。

今回、使用することがなかったので部屋の中の様子はわかりません。

多目的トイレのシャワースペース

多目的トイレにはシャワースペースがあります。

トイレでシャワー?となる方もいると思いますが、乳児がいる場合だと便利だと感じました。

多目的トイレにはおむつ替え台があるので、シャワーの後の着替えなどに利用できます。

シャワールームもありますが、個室は狭いし、船が揺れるのでお座りや立っちが安定していないと危険です。

どうしてもシャワーを浴びたいとかでなければ、シャワーをパスするのもいいと思います。

ベビーカーのまま乗船可能

おがさわら丸にはベビーカーのまま乗船が可能です。

乗船中は使用しないと思うので、受付に保管場所を聞いてみてください。

我が家の場合はファミリールームを利用したので、ファミリールーム前の階段下に置くことができました。

荷物が多い場合は職員の方が手伝ってくださるので、遠慮なく声をかけましょう!

乗船前にざっくりと場所を把握しておくだけでも、心の余裕が違いますよ。

すぐに対応できる環境が整っているので安心して旅を楽しめます。

まとめ

おがさわら丸での船旅は、事前の準備とちょっとした工夫でぐっと快適になります。

最初は不安でも、設備やサービスをうまく活用すれば、小さな子ども連れでも安心して楽しめますよ。

特に持ち物の準備や、船酔い対策、子どもが飽きない工夫は、満足度を大きく左右するポイントです。

また、公式サイトと旅行会社をうまく使い分けて、予約のタイミングを逃さないことも大切です。

この記事を参考に、笑顔で思い出に残る小笠原旅行を楽しんでくださいね。

目次